高知市とその近郊で「これぞ高知!」というグルメを一日で味わえるモデルコースをご紹介します。地元の人に愛される定番から観光客に人気の名物まで網羅。レンタカーがあれば効率よく巡れますが、公共交通機関でも十分楽しめます。
午前:ひろめ市場で活気ある朝ごはん
まずは高知の台所「ひろめ市場」へ
観光客はもちろん、地元の人も通う人気スポットで、フードコートのように多彩な飲食店が軒を連ねています。
- カツオのタタキ
高知グルメといえばこれ。藁焼きの香ばしさが食欲をそそり、塩・タレ両方を食べ比べるのが通の楽しみ方。 - ウツボの唐揚げ
高知ならではの珍味。プリプリした弾力と淡白な旨みがクセになります。
市場内では好きなお店で買った料理を持ち寄り、地酒と一緒に楽しむのがおすすめ。朝から旅気分が一気に盛り上がります。
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昼:地元民のソウルフード「鍋焼きラーメン」
お昼は、高知を代表するB級グルメ「鍋焼きラーメン」を!
土鍋で提供されるため最後まで熱々、鶏ガラ醤油スープと硬めの細麺が特徴です。
須崎市(発祥の地)高知から車で40分
- 橋本食堂:鍋焼きラーメンを全国に広めた老舗。地元客から観光客まで幅広い支持を得ています。
- まゆみの店:行列必至の人気店。定番の醤油味のほか、塩味やキムチ味など多彩なバリエーションも。
- すさき駅前食堂:須崎駅すぐでアクセス抜群。昔ながらの雰囲気を楽しみたい方におすすめ。
- 鍋焼きラーメンのがろ〜:親鳥と魚介のWスープが特徴。本店は須崎市ですが、高知市内「とさのさとアグリコレット」にも店舗があります。
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高知市内
- まんしゅう本店:高知市内で鍋焼きラーメンを食べられる有名店。須崎まで行けない方におすすめ。
ワンポイントアドバイス
- 猫舌の方は要注意!熱々の土鍋で提供されます。
- 残ったスープにご飯を入れて「ぞうすい」にするのが高知流。
- 人気店は週末やランチタイムに混み合うため、余裕を持って訪れましょう。
午後:街歩きと甘いおやつタイム
食後は商店街を歩きながら、高知スイーツでひと休み。
- 芋天
サツマイモを厚めにカットして揚げた素朴なおやつ。外はサクッ、中はホクホクで優しい甘さが魅力です。
有名なお店
- 大平商店(日曜市):毎週日曜日に開催される日曜市で行列必至の人気店。揚げたてを求めて多くの人が訪れます。
- 芋天堂(ひろめ市場):日曜市に行けない方でも、ひろめ市場で大平商店の味を楽しめます。
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夜:居酒屋で高知の夜を満喫
一日の締めくくりは、地元の居酒屋で。新鮮な魚介と郷土料理を味わい尽くしましょう。
清水サバ
土佐清水市(高知から車で約2時間40分)で一本釣りされるブランドサバ。
身が締まり、脂の甘みが絶品です。
- 御食事処 あしずり(土佐清水市):清水サバやウツボなど土佐清水の海の幸を楽しめる食事処。
- 足摺黒潮市場(土佐清水市):市場併設レストランで清水サバの刺身定食や丼を提供。
- 土佐鮨処 おらんく家(高知市内):土佐寿司で有名ですが、新鮮な清水サバも提供。
- 明神丸 ひろめ市場店(高知市内):カツオの藁焼きで有名。時期によっては清水サバも味わえます。
土佐寿司
海の幸が手に入りにくい山間部で生まれた郷土寿司。椎茸や筍を使った「田舎寿司」が特徴です。
- 土佐鮨処 おらんく家:市内に複数店舗を展開する有名店。土佐寿司のほかカツオのタタキも人気。
- 菊寿し:冬の「蒸し寿司」や「土佐巻き」発祥の老舗。丁寧な仕事が光ります。
- 味劇場 ちか:田舎寿司を中心に提供。地元の食文化を感じられる温かい雰囲気のお店です。
夜の最後には、屋台餃子や高知独特の〆ラーメンでフィニッシュ。高知の夜は、食と人との出会いを存分に楽しめるはずです。
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